エッグチェアの話

エッグチェアのデザインと座り心地の関係は?

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古今東西、家具の世界において、

ロングセラーとなる椅子はデザインと座り心地を両立しています。

特にラウンジチェアの場合、両方がさらに高いレベルで求められます。

ラウンジチェアはくつろいで長時間座るための椅子でありながら、

部屋の中でアクセントとなるような、大きく目立つ椅子でもあるからです。

家具の歴史に残るラウンジチェアの名作、エッグチェアですが、

そのデザインと座り心地は実際、どうなのでしょうか?

エッグチェアのデザインの凄さ

 

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エッグチェアと言ったらまず思い浮かべるのがこのシェルの形でしょう。

まるで本当に卵の殻をくり抜いたように、

平面的なところがひとつもない、完全な曲面でできているのが特徴的です。

ボリューム感のあるシェルですが、対比的に脚が一本脚ですっきりしているので

まるで空中に浮いているかのような浮遊感も感じます。

分節がなく一体的で抽象的な形のシェルと相まってとても未来的に見えます。

シェルの外型は美しいだけでなく、機能的でもあります。

丸まったシェルの形状が、座った体をしっかりと包み込み、

ラウンジチェアとして申し分のない座り心地を実現しています。

また、頭部の迫り出した部分(ウィングバッグ)が適度に視界を遮ってくれて、

落ち着きや安心感も得ることができるので、読書などにも最適です。

加えてエッグチェアにはリクライニング機能までついているのですから安楽性は抜群です。

エッグチェアのリクライニングは、

背中を倒してそのまま固定されるような普通のリクライニングと違い、

チルト」といって、固定されずに倒しても元の位置に戻る仕様になっているので、

ゆらゆらと、まるでロッキングチェアのように揺れながら座ることができます。

これだけの機能を搭載しておきながら、外見上はメカメカしい部分がなく、

すっきりとシンプルなのがエッグチェアのデザインの凄さでもあります。

シェルが大きいので完全に内部に機構を隠すことができているのですね。

 

エッグチェアのデザインは見た目のためだけではなかったのです。

エッグチェアのシェルに込められたデザインの機能性がよくわかったと思います。

エッグチェアのデザインと座り心地

 

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エッグチェアは元々、

SASロイヤルホテルのロビーのためにアルネ・ヤコブセンがデザインした椅子です。

ロイヤルホテルは外観だけでなく、

内観もモダニズムの先端をいくような水平、垂直のデザインとなっており、

そんな空間にエッグチェアの曲線的なデザインが、対比的にとても映えました。

そうなんです、エッグチェアは元々は家庭向けに開発された椅子なのではなく、

業務用の椅子だったのです。なので座った感触は硬めです。

とくにエッグチェアは当時世界初の発泡ウレタンを使用した椅子です。

何人もの人が毎日代わる代わる座る業務用の椅子の場合、

柔らかいウレタンだとすぐヘタってしまうので、

硬めのウレタンで作られることが多いのです。

柔らかい座り心地が好きな人にとってはこの点が唯一弱点かもしれません。

また、見た目のデザイン的にも硬めになってしまうのは避けられないと言えます。

例えば同じフリッツハンセンの「ロオチェア」↓

スペイン人デザイナー、ハイメ・アジョンがデザインし2013年に発表された、

現代のラウンジチェアの傑作ですが、

エッグチェアと同様、大きなシェルを持っています。

しかし異なるのはシェルの上に厚いクッションが乗っている点です。

頭も背も座も厚いクッションが体に当たるため、

座り心地は柔らかく、クッション性が強いです。

見た目もクッションが特徴となってぽってりと愛らしく柔らかい印象となっています。



RO chair [FRITZ HANSEN]

 

それに対してエッグチェアはシェルの上には薄い座クッションが乗っているだけです。

さらに背は直接シェルに寄りかかるため、クッション性はあまりありません。

しかしどうでしょう、見た目的には、

ロオチェアに比べ、すっきりしていてシンプルで洗練されていると思いませんか?

シンプルで洗練されているということは、置かれる空間を選ばないということ、です。

どんなインテリアにもマッチしてしまうのです。

これは業務用としてだけでなく、長く家庭用としても大きな人気を獲得している理由です。

特に座面の硬さは好みの部分が大きく、柔らかかったり、クッション性が高いと、

逆に疲れやすいという人もいます。

硬めですが、エッグチェアの座り心地は心地よいです。

でなければ特に座り心地が重要視されるラウンジチェアとして、

これだけの長い間売れ続けているはずはないのです。

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The Egg lounge chair [FRITZ HANSEN]




The Egg foot stool [FRITZ HANSEN]